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指切った。

Aさん「B君、Dさんは本当の事を言っています。Cさんは犯人ではありません。」
B君「D君は本当の事を言っていて、Cさんは嘘をついています。」
Cさん「自分は本当の事を言っています。B君は犯人ではありません。」
D君「B君が本当の事を言っています。私は犯人ではありません。」
この中で嘘をついているのは誰でしょう。


2015年4月25日(土)
振付・出演:亀頭可奈恵
出演:阿部真理亜・岡安夏音子・佐々木萌衣・田端春花・吉田圭
神楽坂@セッションハウス

「信じるだけだと騙されることがあるから、気をつけなさいね。」
と、よく人は言いますが、幼いながらに私は思いました。
「疑ってばかりだと、いつまでたって本質にたどり着けないじゃないか。だったら、いっその事、全てが真実であると仮定し、全てを信じてみよう。疑うのは疲れる。」
この作品は「嘘」を題材にしています。私はこの世界は嘘でできていると思っているのです。本当っぽい嘘の世界。本当かどうかを判断するには、他人からもらう決定権ではなくて、自分で決めるさじ加減であり、何を本物だと思い、何を嘘だと思うのか。
ある哲学者が、「この世界が夢でないと、どう証明するんだ!」
と、言いました。私は、その通りだなと思いました。ここが、現実かも、夢かも、本物かも、嘘かも、全て自分で判断しなければならないのです。